1920~2000年を代表する日本の写真家(総勢20人!)及び写真集を飯沢耕太郎独自のチョイスで紹介するという企画。構成としては、各々の写真家の生涯とともに時代背景を含めた記述、また、代表的な写真紹介及び写真文化の流れといったものになっています。写真に詳しくない人でも比較的楽しめるのではないかと思います。残念な点としては、紹介されている写真が白黒写真であることとサイズが小さめであることですかね。その他については特に不満はないです。
個人的な感想としては、僕はドキュメンタリーやリアリズムについてはそんなに興味があるわけではなく、寧ろ前近代的な、非常に感覚的な写真に興味があるんだなーと気づきました。
もしくは私写真ですかね。個人的オススメは小石清、安井仲治、奈良原一高、古屋誠一、荒木経惟辺りですか。なんとか実際の資料を見たいところですね:)