購入。風景写真とか色々。季刊誌らしいけど、この濃さはいいと思う。バックナンバーも欲しいかもと思った。
内容として楽しめたコンテンツは特集2、3かな。今回は風景写真にフォーカスしてたようで、色々と参考になりそうな点があり、勉強になった。それぞれの写真家さんの風景写真の考え方なども興味深かったです。そういう風な考え方があるんだーみたいな。浅いですね、僕(汗)。とりあえず、サイモンノーフォークと畠山直孝さんの写真集は手に入れたいなと強く感じました。他に気になったところといえば、ヒマナイヌ社のHowdy?ですね。lifesliceといった企画も斬新でしたが、Howdy?も新しいカメラの面白さを提示してくれそうで、発売された暁にはなんとしてでも手に入れたいと思いました。
ホンマタカシさんの郊外についての記述と金村修さんの記事が興味深い。
ロンドンに行っているとき、
自分で「iD」の仕事以外にもテーマを持って撮影をしていて、女装してクラブに行く「トランスフェスタ」に集まる人を撮ったんだ。それをまとめて「iD」のADに見せたら、「写真としてはいいけれど、こういう写真はイギリス人が撮っている。日本人のお前が撮る意味はあるのか」と言われたんだ。「看板が入ると時代が特定されるから嫌だ」
時代が特定されるかもしれないということと、時代を写そうとすることは違う。
意図的に記録性を持たすか、時代を抹消するか。大半の写真は記録性を含んでいるとは思うのだけれど。時代が完全に抹消された写真って、存在しうる?