かもめのジョナサン

何でも海外で絶賛された本だそうで、ヒッピーのバイブルだったそうな。
そのせいか、日本人の僕は少し違和感を覚えた。ただ、確かに本書には人に訴える何かがあるとは思う。
一般のかもめのように餌を求めのうのうと生きていくか、それともかもめのジョナサンのように、鳥として、最も速く飛ぶことを追い求めるか―多くの人がきっとかもめの話としてではなく、自身を投影させて、自分の人生はどうか?―と思ったのではないだろうか。
ただ、実際にはそんな単純ではないし、ひとつをとり、他全てを捨てていくなどなかなか出来ないだろう。
また、解説の五木寛之さんが述べているように、「食」がそんなに卑下する存在だといえるのかといった疑問もある。ともわれ、吹っ切れない何か、もやもや感を抱いている人にとってはいい刺激になるかもしれない。

かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1)

umbra

エニアグラムはタイプ4番、最たる強みは"収集心(マーケティング)"×"会計税務スキル" 専門商社にて総務経理のお仕事をしてます。 キャリアは会計事務所に入所。入所後は会計事務職として、会計税務、給料計算、社会保険手続き、登記手続き、法人税、消費税、所得税、相続税など様々な案件を経験(6~7年)。2013年に主任に昇格(2年)。2015年に会計事務所を退職。同年、専門商社へ転職(3年目~)。前職の経験を活かして、会計税務周りの仕事をしつつ、最近では与信管理、採用、企業PR業務に注力中。 興味分野は税務会計、テクノミュージック、宇多田ヒカル、ランニング、トレイルランニングです。 連絡先:dive4you(あっとまーく)gmail.com

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