「My Way -singles remixes collection-」 COM.A

ROMZレーベルをSHIRO THE GOODMANと共に立ち上げたCOM.Aですが、2003年にリリースされた3rd album「My Way」は日本のテクノ、エレクトロニカ界の中でも名盤中の名盤といってよいほどの出来ではないかと思います。個人的にも、かなり長期間に渡って聞きこんでましたしねー。COM.A自体もよかったですし、COM.Aによって新たにremixされた曲もよかったですし(元の楽曲を入手していないのでなんともいいがたいところもありますが)。

あくまで一個人の見解ではありますが、COM.AにはどこかAphexTwinに似た何かを感じます。AphexTwinほどむちゃくちゃではないですが、「Pedophilia Robot」「All My Loving to」などは「Girl/boy Song」や「Corn Mouth」を彷彿とさせますし、どこか無機質でありながら不思議とポップ感があるというか(AphexTwinがポップかというのはさておきw)。。。

なんだかひどく感覚的な記述で申し訳ないのですけれども、実際問題、100人が100人そう感じるかというと話は別かもしれないですけれども、とにかく、僕はCOM.AにAphexTwinに似た何かを覚えますし、彼等を同じくくりとして捉えていますね。なので、もしAphexTwin好きな方がこちらを見た際には、「My Way」の購入をぜひぜひ検討していただきたらなと思う次第です(何w)。

オススメ曲は「Pedophilia Robot」「All My Loving to」「Molest in the schollbus」「Triplet Poets」。


「All My Loving to」


「Triplet Poets」はカッコよいの一言です。何度も繰り返し聞きたい名曲ですね。

マイ・ウェイ~シングルズ、リミキシーズ・コレクション

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David E.sugar

日本で発売されるかどうかはわからないですけど、
ここ最近個人的に超オススメなアーチストを紹介したいと思います。
その名はDavid E.Sugar!ジャンルとしてはエレクトロニカ、チップチューン+歌もの!という変則的なポップスタイル(ありそうでなかった!)。なんだか80年代に流行ったテクノポップを彷彿とさせますが(ある意味あってるといえますが)、トラックのかっこよさ、クオリティは80年代とは比べ物にならないと思いますし、チップチューンに歌がここまでノるというのも、なかなかないんではないかなーと個人的には思います。というか、今までそんな曲耳にしたことない笑。中でも、「We Weren’t Put Together」ですね。
これは本当にやばい…!やや表現が稚拙な気もしますが(笑)、本当に心のそこからそう思うんですよねー。
それこそ、Underworldの「Rez」やChemicalbrothersの「Let Forever Be」などと同等に扱われてもいんじゃね?と思うほど曲の出来がいいと思いますし、何よりポップ。
まあ、実際、U.Kでどういった評価が下されているかは定かではないんですけどね笑。
でも、引き続きこのレベルのクオリティを保ち続けられるのであれば、日本デビューもありえるんじゃないかなーというか、日本でもリリースしろ!と思う次第です(超私見ですがw)。後はライブがどうなんか気になるところですねー。

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「Melody A.M.」 Royksopp

フジロック’03での生ライブパフォーマンスが切っ掛けで購入したロイクソップ。

ロイクソップの優れているところを挙げるとするならば、エレクトロサウンドを駆使しつつも、ポップでキャッチャーなダンスミュージックとして成立しているところではないでしょうか。それに加えて、肝心かなめのライブパフォーマンスもよいですし、PVもお洒落ですしねー。「Melody A.M.」は初回限定盤につき、PVのDVDも付属してます!

基本、テクノ、エレクトロニカなどのクラブミュージックに興味がある人(LemmonJellyとか)にお勧めだと思いますが、ポップでキャッチャーな曲が多いので、普段、jpop中心に聞いている人でも意外と受けるのではないかと思います。それと、ロイクソップはきれいめな曲が多いのもあってか女性受けが割といいような気もしますね。オススメ曲は、「Eple」「In Space」「Poor Leno」「Remind Me」。

そういえば、今は亡きCCCDなんですよねー。。


Royksoppはライブパフォーマンスがよいですね!トリップ感が半端ないです。

メロディーA.M.-スペシャル・エディション-(CCCD)
ロイクソップ
EMIミュージック・ジャパン (2003-06-18)
売り上げランキング: 61,569

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「VIEW」 ROM=PARI

Com.aのCDを購入したのが切欠で購入しました。com.aと違って、なんでもあり!というか、ほんとごちゃまぜ感が強いなーと感じました。ジャンルで言うとブレイクコアかな?結構、ハード系に属すような気がします。個人的には、com.aのスマートさがツボだったので、そこまでお気に入り!というわけでもないのですが、でもまあクオリティは高いと思いますし、あのCom.aとJosephNothing(なんと兄弟!)がタッグを組んで生み出された曲なわけで、ROMZファンなら要チェックかなと。ついでですが、今ならyoutubeにライブ映像がupされております!興味のある方はチェックしてみては如何でしょうか。

それにしても、Com.aのライブは見たことがあるんですけど、やっぱり盛り上がりますねー。しょっぱな「○んこー」言ってますが、underground感がちらっと出てる瞬間かも笑こういうの大切ですね。
残念なのは、ROM=PARI自体が今現在、活動休止なことかな。そういう意味でも、このライブに参加した人はほんと幸せものというか、羨ましくはありますね。ちょっとハードではありますが、濃厚濃厚です笑。
とりわけライブ映像4の中盤辺りの流れが素晴らしいです。

VIEW

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誰かの願いが叶うころ


宇多田ヒカルさんの日記
は大好きで、更新される度にこっそり覗いているタチなんですけど、本業の歌の方はあんまり興味がなかったりで、なんだか知ったか日記ファンの一人でしたが、「誰かの願いが叶うころ」は結構聞いてますし、好きですね。PVもいいと思いますし、色々と深いです。

誰かの願いが叶うころあの子が泣いているよ
皆の願いは同時には叶わない

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「LETTER OF SOUNDS」 FOURCOLOR

NYCの電子音楽レーベル、12kから杉本佳一のソロユニットでもあるFOURCOLORの新作「LETTER OF SOUNDS」が発売。個人的に、この手のジャンル(Ambient)はあまり聞かないのですが、極たまーに手を出します。今回もぶっちゃけ、ジャケットのかっこよさと「02」に惹かれての衝動買いですw

改めてじっくり聞いてみて思うのは、やはり音がいいです。みずみずしいというか美しいというか。音楽的な嗜好としては、Aphextwinのようなぶっこわれぎみな音が一番なのですが、こういったリスニング志向な音楽もいいですね。似たような曲でいうと、コーネリアスの「point」辺りがはまった人にはお勧めかもしれないですね。オススメ曲は「02」「Season」「Flyaway」辺り。

Letter of Sounds

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「PartialWorks」 Sulumi

Sulumiの曲は以前にも聴いた事があって、あれは確か日中合作のV.Aだったと思うのですけど、その中でもSulumiはとりわけ良い印象を抱いたアーチストの一人でした。

今回、改めて二つのアルバムを聞いてみて思うのは、やはりレベルが高いなーということと、もっと評価されていい&売れていいんじゃないかなーということ。

とりあえず、チップチューン好きorAphextwin好きな人(レーベルでいうと、Reflexとかromzとか18頭身辺りが好きな人かな?)は購入するべきかと。チップチューンというかゲーム音楽な人はStereoChocolateを聞いて、Nanoloop使いまくり!のSulumiを体感すればいいと思うし、普通にテクノ・エレクトロニカを聞きたい人はPartialWorksを聞けばいいのかなと。

それにしても、Sterochocolateが全てNanoloopによって創られたという事実には驚愕しますね…。本当に3和音でここまで多彩な表現ができるのか?とか思わずにはいられないですよ。。

そういう意味でも、StereoChocolateは外せないアルバムなのかもしれないですね。もちろん、PartialWorksも名作だとは思いますけど:)

それはそうと、個人的にはNanoloopOnlyのライブってどんなん?みたいな興味が単純にあったりします。というか、厳密に言うとチップチューンのノリってのに興味があるのかも。

Visit Partial works (remix)

Sulumi Stereo Chocolate

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「’64-’95」LemonJelly

以前にもよそで書きましたが、LemonJellyは解散したsupercar(後期)にどことなく似てるような気がします。「音が」というのもありますし、「空気感」もなんか似た印象を受けるんですよね。
中でも「’64-’95」は、「futurama」の纏まり具合そのままな作りで、いい意味で「futurama」と同様に何かぬけた曲がないところなんかそっくりではないかと…。
いや、これいい意味でいってるんですよ?それに加えて、初回限定盤 はなんとPV集(DVD)つき!!
また、このPV集がかなりセンスよさげでして、ファンにとって生唾ものかも。普通にCDと切り離しても十分売れそう出来栄えなんですよねぇ。
とにかく凝ったつくりで、芸術的で、尖ったムービーには圧倒されること間違いないはずです!
流石はクリエイティブセンス抜群*1な LemonJellyといったところですかねぇ。

*1Lemonjellyはニック・フラングリンとフレッド・ディーキンというマルチな才能を持った二人。ニックはCM制作も手掛けるプログラマーであ り、また庭の設計士でもある。フレッドはクラブのオーナー兼DJであり、デザイン事務所「Airside」のオーナー兼トップデザイナーでもある。

’64-’95

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「ZAMA」imai

電子音楽、ゲーム音楽をポップに、それでいて、よりエレクトロニカちっくに。
imaiの2ndアルバムはそんな作品なのではないかと思います。
似たアーチストを挙げるならば、aphextwin、Chris Clarkですかね?
全体の感想としては、捨て曲がなくて、綺麗にまとまっていて、それでいて一つ一つの曲にインパクトがあって…という印象。
お世辞ですか!?とか、相反する感想を並列に述べてて意味不明なんですが!とか言われそうですが、いや、本当にそれが僕の感想なんですよね。
信じられないかもしれないですが。ともかく、音がシンプル。それでいてちょっとした心地よさを感じられる!というのがimaiの良さというか、強みではないかなと個人的に思います。
オススメは「Stop of noon」、3曲目の「1995」。
WARP、reflex、romzrecord、19頭身辺りのアーチストが好きな人ならかなりの高確率で気に入るのではないかと思います。

ZAMA

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